転職・採用・人事を考えるブログ

現在、数百人単位で保育士採用を行っています。30代になってから採用担当になりました。実務経験者が日々感じていることを発信していきます。

熱量って必要ですか?と生意気こいた話

どうも!保育職採用を2年半しているヒキです。

採用担当としての主業務ってやっぱり面接なんですよね。
入社当時、どうやったらいい人を採用できるか?=何を聞いたら間違いのない(トラブルを起こさない)人が採用できるのか?に意識がいっていました。

 

それは、無意識に、採用する側が上で、求職者が下という観念が勝手に
出来上がっていたから、そういう思考になっていたと思います。

特に保育士さんは人手不足の最たる職種のひとつでもあるので
「いかに選んでもらうか?」ということを意識する必要があります。

入社したての私は、ヒアリングさえきっちりできていればいいよねと
考えていました。でも、熟練の面接官は「採用には熱量が必要!」と
話していたので、めちゃくちゃ思考がずれていたし、

 

そもそも「熱量なんて必要ですか?」
という生意気スタンス。

でも、徐々に面接をやっていく中で、「熱量」が採用における重要な要素
だと理解するようになりました。
もっと早く知っていれば・・という気持ちもありましたので
面接官なりたての人にぜひ、読んでいただければと思います。

なぜ、熱量が必要か?
どうやったら伝わるのか?を
考えてみたいと思います。

◆採用において熱量が必要な理由
採用の目的は「自社に適切な人を採用する」です。

熱量はいいかえると「自社の良さを伝えること」と
「その人が自社に必要な理由」を結び付けて話すことです。
これがしっかりと伝えられることで、適切な人が採用できます。
適切な人を採用するために、熱量=「自社の良さを伝えること」と
「その人が自社に必要な理由」を結び付けて話すことが必要です。

◆どうやったら熱量は伝わるか?
上記のように、自社の良さをまずは知ることですよね。
働く環境、一緒に仕事をする仲間のこと、これからのビジョンなど。

 

そして、それが候補者とどうマッチして、
その人がなぜ自社に必要なのかを伝える。
これを言語化できるようになることが大切です。
候補者のことは当日にならないとわからないですが、自社の良さは
事前に準備できますよね?

まずは、自社の良さを考え、それを相手に伝える練習をするのがいいです。
自分で考えつかなかったら、他部署の人に聞いたり
同業他社をリサーチしてみるのもいいでしょう。

愛社精神って流行らない言葉かもしれませんが、
やっぱり自社のことを好きな人から話をされたら
いいなって思いますよね。


まずは自社のことを好きになる。
そこから熱量の種が生まれてきます。

ぜひぜひ、自社の良さについて年末年始に
考えてみてはいかがでしょうか?